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(介護付)老人ホーム、介護施設で暮らす

介護付き老人ホーム、その他老人ホーム、介護施設などの紹介。
年齢を重ねても、自分らしい生き方をしたい。
そのために、自分に合った老人ホームを探しましょう。
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2024/04/20(Sat)16:03

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グループホーム

2006/05/25(Thu)15:30

高齢者や障害者も社会の一員なのだから、
区別せずともに生活しようというノーマライゼーションの
理念に基づき整備された施設。

元々はヨーロッパから始まった
障害者解放運動、ノーマライゼーションの一環で、
精神障害者、知的障害者を社会的な隔離施設から
解放しようとする脱施設の動向が、
患者、高齢者、要養護の児童にも拡大されて、
広く浸透してきたもの。

日本では、1997年「痴呆対応型老人共同生活支援事業」
として正式に制度化された。
2000年からスタートした介護保険では、
人員・設備基準等基準を満たせば、
在宅サービスのひとつである
「痴呆対応型共同生活介護」の指定を受けられる。

現在は、認知症対応型である
認知症高齢者グループホームを指すことも多いが、
嚥下困難、学習障害など、他にもさまざまな
障害に対応したタイプのものがある。

グループホームは、少人数(1ユニット5~9人)の高齢者と
ヘルパー(交代制)が共同生活をし、そこでは、
高齢者がお世話をされる側・ヘルパーがお世話をする側、
という関係ではなく、一人一人が役割を持ち、
家族の一員として家事に参加する。

そのことで高齢者の脳が活性化され、
高齢者の生きがいにも結びつく。
認知症のお年寄りの場合、
認知症という病気そのものは治らなくても、
症状を和らげたり、進行を遅らせることができる。

住居形態として、最も典型的なタイプは、
施設ではなく住宅であることを重視し、
擬似家族的あるいは里親的に
生活を送るグループホームがある。
介護援助サービス企業(コムスンなど)が設けたもの、
障害者グループが自ら自立生活を目指して
共同生活に踏み切り、ボランティアを募って
その人たちの援助で 生活するものもある。

こうした独立したグループホームのほかに、
大規模な障害者コロニーのような総合施設の中で
いくつかそういう小規模な建物が散在するタイプもある。
分園化というが、病院を中心に持った
大規模施設の利点とホーム型居住のケアの
細やかさの両方を生かすという工夫である。

入居できるのは、軽い認知症の状態にあり、
介護保険の要介護者に該当する人。

入居するとかかる費用は、介護保険制度での1割負担のほか、
家賃、食費、日常生活にかかる費用等。


グループホームの基礎知識グループホームの基礎知識
山井 和則
リヨン社 刊
発売日 2003-04
オススメ度:★★★★



分かりやすい説明文 2003-08-09
 この本の良い所は、介護保険の知識が無くても簡単に読める点にありま
す。まとめ方も上手く、内容にも新鮮さがあります。
 著者が自分でスェーデンを研修したり、多くの経験を元に記載されている
ため、説得力もあります。衆議院議員ですが、これだけの知識があるのは、
立派です。
 私の特に気に入った内容は、痴呆の方への接し方です。どうすれば、生き
がい、人間としての尊厳を感じてもらえるか、しても具体的です。
 欲を言えば、痴呆特有の行動に対しての種々の対応策(例えば被害妄想の
場合はこのような対応が良い等)があれば、なお良いと思います。


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